けっこう前に読んだのですが、今一度内容を確認したので、今感じるポイントをまとめておこうと思います。
こちらの本です。
この書籍自体は、有名だと思いますしだいたい書かれていることは知っている方も多いでしょう。
ざっくり下記のような感じだと思います。
①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する。
抽象化の重要度 Why型>How形>What形
How形:一見全く関係ないような具体現象を抽出して、別の具体例に当てはめることができる。
Why型:他の具体に転用した際のインパクトが最も大きい。
この本の内容を今回、確認しなおしたのは、普段の業務でどのようにメモを使いこなすかという点において、具体的な活用方法を考えるためです。
そのなかで、『「解くべき課題」を明確に持っているか?』という項目があり、ここで述べられているのが、下記のような内容です。
海外を一人旅して事業アイデアを生んだ起業家の話をよく聞きます。~抽象化するための新鮮な「具体」を探しに行っているのかもしれません。
「解くべき課題の明確化」は、抽象化の前段階において、ビジネスパーソンがまず向き合わねばならない問題かもしれません。
この記載の内容について、普段の業務に十分利用できそうだなと感じました。
「論点は何か?」ということとほぼ似たようなことと思います。
つまり、「ファクト → 抽象化 → 転用」を実践するにあたり、「解くべき課題の明確化」or「論点は何か?」を普段かららたくさんストックしておかないと、実践できないor実践したとしても効果が薄いということになりかねないということです。
ということで、普段の業務から、同じメモはメモでも、
打合せの事実をメモ → 論点整理(解くべき課題の明確化)
ということを、常に意識してやりたいと思いました。
<関連記事>