お金は増やしたいし使いたい。このバランスが大切でしょう。
ということで、有名なDIE WITH ZEROを読みました。
個人的に一番のポイントとなるのはルール2記載の内容だと思います。
目次
- ルール1:「今しかできないこと」に投資する
- ルール2:一刻も早く経験にお金を使う
- ルール3:ゼロで死ぬ
- ルール4:人生最後の日を意識する
- ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える
- ルール6:年齢にあわせて、「金、健康、時間」を最適化する
- ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
- ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
- ルール9:大胆にリスクを取る
- まとめ
ルール1:「今しかできないこと」に投資する
- 人生の充実度を高めるのは、”そのときどきに相応しい経験”なのだ。
- 節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。
タイミングは逃すなということで、積極的にやったことがないこと等、チャレンジしたい。そうすれば、時間があっという間に過ぎるということもなくなるかもしれない。
ルール2:一刻も早く経験にお金を使う
- 「人生でしなければならい一番大切な仕事は、思い出作りです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」
- 人は誰でも、常に思い出を通して人生の出来事を再体験できる。
- 「どの年齢で、どれくらいお金を稼ぎ、どれくらい楽しい経験に金を費やすか」
- 元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だ。
この本の一番の根底となる考え方はここだろう。
人生は「思い出作り」が一番大切で、それは最高の投資にもなる。よく物を買うよりも経験にお金を使った方がいいなんて言われますが、その理由がまさにこれだと思います。
ルール3:ゼロで死ぬ
- 今の生活の質を犠牲にしてまで、老後に備えすぎるのは、大きな間違いだ。
たしかにそうだ!しかしお金もないと不安です・・
やはりバランス。
ルール4:人生最後の日を意識する
- リスク許容度を考えて備える場合と、単に闇雲な恐怖にかられて備える場合とでは、とてつもなく大きな違いが生まれる。
- 人は死が迫っていないと、合理的な判断ができない。人生の残り時間を意識しよう。
いつ人生最後の日がくるかわからなし、もしかしたらものすごく長生きするかもしれない。わからないことは怖い。ただし合理的な判断だけはしたい。そのために人生の全体を意識しつつ生きることが良さそうです。
ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える
- 子どもたちが、受け取った財産を最大限に活用できるタイミングを考えてあげるべきだ。
- 「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」をトレードオフの関係として定量的にとらえ、自分の時間を最適化することだ。
- 教育を受けることは、~社会全体にも良い影響が生じる。経済学者が教育への投資収益率を数値化した結果、中等教育以上の教育が社会にもたらすリターンは、年間10%以上を上回っている
ここでもタイミングが重要ということですが、何より寄附ということについて考えさせられます。日本字はあまり寄附ってしないって言いますよね。
ルール6:年齢にあわせて、「金、健康、時間」を最適化する
- 金ではなく、健康と時間を重視すること。それが人生の満足度をあげるコツなのである。
健康で時間がなければ、そもそも何もできない。
少し話がすれるかもしれませんが、最近、「タイパ」とか「タムパ」とか言われますが、これって気にして当然のことかもしれません。というか、昔から時間をうまく使ってる人は、タイパがいい生活してると思います。
あとこの言葉が使われだしたのって、テクノロジーの進化で動画の倍速とかストレスなく使うことができるようになったためかなと思ったりしました。
ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
- 物事にはそれを行うための相応しい時期がある。
やはりタイミング。いつ何をしたいか計画を練ったほうがいいですね。計画通りいかないことが多いですが、計画の何割かでも実行できれなよいと割り切りたいです。
ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
- 老後のために過度に貯金するのではなく、金をもっと早い段階で有効に活用することを計画すべき
- 特にやりたいことを見直すのに相応しいタイミングが、資産がピークに近づいているとき
これって難しい・・。実際、いつまで生きるかわからないし、資産のピークっていつだ・・。みたいな。とりあえず100歳を基準にしますかね。
ルール9:大胆にリスクを取る
- デメリットが極めて小さく、メリットが極めて大きい場合、大胆な行動を取らないほうがリスクとなる。
- 今、リスクを取れないのなら、いつとれるのか?
意外とたいしたリスクもないのに、いつかやろうと思ってやってないことがありそうなので、お金の面と命の危険がなければ、棚卸してどんどんチャレンジするのがよさそう。
まとめ
この本を読んで、どんどん経験に投資してみたくなりました。お金、健康、時間のバランスをとりつつ、やりたいことを整理して生活していきたいです。
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