コロナワクチンで「1瓶で6回分打てない」という話題が最近でていますね。
そのなかの記事で、
「テルモは皮下注射用のローデッド品をインフルエンザワクチン向けに供給しており、筋肉注射用でもローデッド品の開発に着手した。製造販売承認の取得や製造ラインの調整が必要となることから、早期の供給が可能となるよう政府と交渉しているもようだ。」
という一文があったので、
特許を検索してみました。
そしたら、下記のような特許が出願されていました。
そして、
「デッドボリュームを低減して残存する薬液の量を少なくし、少量の薬液を効率良く所期量通りに体内へ注入できる薬液注射器を提供することを目的とする。」
との記載があったので、このへんの特許が関係してるのかなーと思われます。
まあ、1件だけでなく他の特許もからめて複合的に保護していると思いますが。
また、テルモはポートフォリオ数で4000件以上の生きている特許(権利+出願中)があります。一部上場企業の医療機器メーカーだけあって特許出願は盛んなようです。
ついでに株価もチェックしてみたら、直近までいい感じにのびているようでした。
2021年2月14日時点では、確定売りが先行したかもしれませんが、場合によっては、特許情報から先読み、もしくはできないまでも、自信をもって売買するための補強証拠的に使えるかもと感じました。
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